昭和四十年代。あんたは裏の賭場の入口に立つ三代目だ。自分では、一度も張らない。

客を入れれば、その客が張った金の一部が寺銭として残る。

だが入れた客の中には、理論値より少しだけ勝ちすぎる者が混じっている。

■ 勝ちすぎているのか、運が良かっただけなのか

打ち手は派手に勝たない。寺銭ぶんの見込みを、ほんの数%上回るだけだ。

帳簿には来店回数・賭け高・通算収支が並ぶ。差がプラスに振れていても、

回数が少ないうちは、ただの運と区別がつかない。

早く追い返せば堅気の常連を失い、泳がせればその間ずっと削られる。

■ 官憲は、決め手のない手がかりでしか見抜けない

紹介の筋。言い回し。1回あたりの張り。台の座り方。

どれ一つでは決まらない。重ねて読むしかない。

顔と名前は変わらず、一度割れた素性は人別帳に残る。

覚えるほど強くなる——が、まれに堅気の顔が署に抱き込まれている。

── この体験版について ──

零の段(手ほどき・6夜)と一の段(10夜)まで。35〜50分ほどです。

製品版には四つの段、店の造り5種、道具30種、人別帳200人、

段ごとの物語と三つの結末、終わりの無い「果て」が入ります。

日本語 / English / 简体中文 対応。タイトル画面の下で切り替えられます。

文字の大きさも 小 / 中 / 大 から選べます。

【PC・タブレット向けです。スマートフォンでは画面が崩れます】

音楽:平安ノ宵 / 甘茶の音楽工房 https://amachamusic.chagasi.com/

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